エビ(バナメイ・ブラックタイガー)

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概要

ベトナムは世界第3位のエビ生産国・輸出国であり、水産業はベトナムの農林水産業において最も重要な輸出部門の一つです。主要品種はバナメイエビ(ホワイトレッグシュリンプ)とブラックタイガー(ウシエビ)で、年間エビ生産量は約90万トン、輸出額は約40億ドルに達しています。

栽培地域・産地

エビ養殖の中心地はメコンデルタ地域です。カマウ省はベトナム最大のエビ養殖面積を持ち、マングローブ林を活用したエコシュリンプ養殖でも知られます。バクリエウ省ソクチャン省チャーヴィン省も主要産地で、養殖面積は全国で約75万ヘクタールに及びます。

栽培方法・収穫期

エビ養殖は通年で行われ、粗放養殖、半集約養殖、集約養殖の3形態があります。集約養殖ではヘクタール当たり40〜60トンの高い生産性を実現しています。養殖サイクルは約3〜4カ月で、年間2〜3回の収穫が可能です。近年はバイオフロック技術やRAS(循環式養殖システム)の導入が進み、環境負荷の低減と生産性向上を両立しています。

輸出・市場動向

ベトナム産エビの主要輸出先はアメリカ、EU、日本、韓国、中国です。加工エビ(冷凍むきエビ、パン粉付きエビ等)の輸出比率が高く、付加価値の高い製品が中心です。ASC(水産養殖管理協議会)やBAP認証の取得が進み、サステナブルな養殖への移行が加速しています。

日本との関わり

日本はベトナム産エビの最大輸入国の一つで、年間約4万トンを輸入しています。冷凍むきエビ、天ぷら用エビ、寿司ネタ用エビなど、日本市場向けに高度に加工された製品が主流です。日本の水産企業もベトナムに加工拠点を設けており、品質管理体制の共同構築が進んでいます。

参考情報

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この記事を書いた人

京都で食品ブランドを運営しながら、これまで乾燥野菜や野菜パウダーなど、素材の魅力を活かした商品づくりに携わってきました。現在はベトナム在住2年目で、現地ではコーヒーの生産現場にも関わり、栽培から加工、味づくりまで一貫して学んでいます。毎日の暮らしの中で、安心して楽しめる食品を届けたいという思いから、生産背景や作り手の顔が見える商品を大切にしています。日本とベトナム、それぞれの食文化の魅力を活かしながら、日常にちょっとした豊かさを届けることを目指しています。

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