バナナ

目次

概要

ベトナムのバナナ生産量は年間約250万トンで、東南アジアでは主要生産国の一つです。国内ではキャベンディッシュ種のほか、多数の在来品種が栽培されています。主に国内消費向けですが、近年は中国、韓国、日本への輸出が増加しており、商業的大規模栽培が拡大しています。

栽培地域・産地

バナナの栽培はベトナム全土で行われていますが、商業栽培の中心はザライ省メコンデルタ地域、北部のソンラ省です。ザライ省では大規模農園による輸出向けキャベンディッシュ種の栽培が拡大しています。

栽培方法・収穫期

バナナは通年で収穫可能な作物で、苗の植え付けから約10〜12カ月で初収穫を迎えます。1株から1房(15〜20kg)を収穫した後、新しい吸芽から次のサイクルが始まります。輸出向けは収穫後すぐに予冷し、段ボール箱に梱包して冷蔵コンテナで輸送されます。GlobalGAP認証農園の増加が輸出拡大を後押ししています。

輸出・市場動向

ベトナム産バナナの年間輸出額は約8億ドルで、急成長しています。最大輸出先は中国で、韓国、日本への輸出も増加しています。乾燥バナナ、バナナチップスなどの加工品輸出も行われています。フィリピンに代わる新たなバナナ供給元としてのポジションを確立しつつあります。

日本との関わり

日本のバナナ輸入の大部分はフィリピン産ですが、ベトナム産バナナの輸入量が増加しています。植物検疫条件をクリアした製品が安定的に輸入されており、スーパーマーケットでの取り扱いも拡大しています。価格競争力と品質の安定性が日本市場での評価を高めています。

参考情報

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

京都で食品ブランドを運営しながら、これまで乾燥野菜や野菜パウダーなど、素材の魅力を活かした商品づくりに携わってきました。現在はベトナム在住2年目で、現地ではコーヒーの生産現場にも関わり、栽培から加工、味づくりまで一貫して学んでいます。毎日の暮らしの中で、安心して楽しめる食品を届けたいという思いから、生産背景や作り手の顔が見える商品を大切にしています。日本とベトナム、それぞれの食文化の魅力を活かしながら、日常にちょっとした豊かさを届けることを目指しています。

目次