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ソンラ省ヤンチャウ、マンゴー30トンを韓国へ初出荷──省全体9.7万トン産地が輸出本格化

ベトナム北部のソンラ省ヤンチャウで2026年5月29〜31日に開かれたマンゴー祭りで、韓国向け30トンの出荷式が行われた。ヤンチャウの栽培面積は740ヘクタール超、2026年の生産量は約5,000トンを見込む。省全体ではマンゴー1.6万ヘクタール超・約9万7,000トンの規模に育ち、台湾系・在来種を軸にした輸出産地として動き出している。

目次

出荷式の中身──韓国向け30トンから

ヤンチャウのマンゴーは台湾系(約500ヘクタール)と丸種(約190ヘクタール)が主力。VietGAP認証園は120ヘクタール超、輸出向けに3カ所・計50ヘクタールの専用区が設けられている。祭りでは収穫競技や物産展に合わせて韓国向け出荷式を実施し、ソンラ省人民委員会のグエン・タイン・コン副委員長が「生産と市場をつなぐ取り組み」として後押しした。

省全体で9.7万トン──輸出は20市場超へ

ソンラ省のマンゴー栽培は1.6万ヘクタール超、生産量は約9万7,000トンに達する。輸出向けは2026年で1万トン超が視野に入り、これまで韓国・中国・豪州・米国へ出荷されてきた。省の農産物全体では米・EU・英国・日本・韓国・豪州・UAEなど20を超える市場に広がり、選別された産地が高単価市場を取りにいく構図だ。地元企業は2026年シーズン分として約1,500トンの生鮮マンゴー契約をまとめている。

日本の買い手が見るべき点

北部産マンゴーは収穫期が5〜9月とメコン産と異なり、調達カレンダーの空白を埋める供給源になりうる。韓国が30トンの定常ルートを開いたことは、検疫・選果体制が一定水準に乗った証左でもある。日本市場は同省の輸出先リストに名前が挙がる段階で、生鮮での本格流通はこれからだが、加工・冷凍を含めた早期の産地接点づくりは検討に値する。

項目 内容
韓国向け出荷量 30トン(出荷式)
ヤンチャウ栽培面積 740ヘクタール超
ヤンチャウ2026年生産量 約5,000トン
省全体の栽培面積 1.6万ヘクタール超
省全体の生産量 約9万7,000トン
2026年企業契約量 約1,500トン(5〜9月調達)

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出典:VietnamPlus / Nong nghiep Moi truong

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この記事を書いた人

京都で食品ブランドを運営しながら、これまで乾燥野菜や野菜パウダーなど、素材の魅力を活かした商品づくりに携わってきました。現在はベトナム在住2年目で、現地ではコーヒーの生産現場にも関わり、栽培から加工、味づくりまで一貫して学んでいます。毎日の暮らしの中で、安心して楽しめる食品を届けたいという思いから、生産背景や作り手の顔が見える商品を大切にしています。日本とベトナム、それぞれの食文化の魅力を活かしながら、日常にちょっとした豊かさを届けることを目指しています。

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