南部(Nam Bộ)

ベトナム語名 Nam Bộ(ナムボー)
面積 約44,000 km²(メコンデルタ除く)
人口 約1,800万人
気候 熱帯モンスーン気候。年間を通じて高温(26〜28℃)。雨季(5〜11月)と乾季が明瞭。
目次

概要

ベトナム南部(東南部)はホーチミン市を中心とする経済の心臓部です。急速な工業化・都市化が進む一方で、ゴム・カシューナッツ・胡椒・カカオなどの大規模プランテーションが広がっています。フランス植民地時代に開拓されたゴム農園の伝統を受け継ぎ、ベトナムの農産物輸出において重要な役割を果たしています。

カイメップ=チーヴァイ港やカットライ港は、ベトナム最大の農産物輸出港であり、中部高原やメコンデルタを含む南部ベトナム全域の農産物がここから世界に出荷されています。

農業の特徴

南部東南部の農業は、ゴム・カシューナッツ・胡椒の3大工業作物に特徴づけられます。ビンフォック省はカシューナッツの世界的な加工拠点で、ベトナム全体のカシューナッツ輸出量の約半分がこの地域で加工されています。

近年はドリアン・マンゴー・ランブータンなどの果樹栽培も急成長しており、特にドリアンは中国向け輸出の急増を背景に、ゴム園からドリアン園への転換が進んでいます。

主要農産物

ゴム(天然ゴム)、カシューナッツ、胡椒、カカオ、ドリアン、マンゴー、ランブータン、コーヒー

輸出・物流

カイメップ=チーヴァイ深水港(バリアブンタウ省)は大型コンテナ船が入港できるベトナム最大の港湾で、農産物輸出の主要拠点です。カットライ港(ホーチミン市)も重要な輸出港です。タンソンニャット国際空港からは、鮮度が重要な果物・水産物の航空輸出も行われています。

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この記事を書いた人

京都で食品ブランドを運営しながら、これまで乾燥野菜や野菜パウダーなど、素材の魅力を活かした商品づくりに携わってきました。現在はベトナム在住2年目で、現地ではコーヒーの生産現場にも関わり、栽培から加工、味づくりまで一貫して学んでいます。毎日の暮らしの中で、安心して楽しめる食品を届けたいという思いから、生産背景や作り手の顔が見える商品を大切にしています。日本とベトナム、それぞれの食文化の魅力を活かしながら、日常にちょっとした豊かさを届けることを目指しています。

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